那須高原マリアの家 自然の中で
広大な自然の恵みに抱かれている那須高原マリアの家。
春は水芭蕉、カタクリの花。緑萌える広葉樹の森。夏は蛍。秋の紅葉とキノコ。冬の銀界。四季の息吹を感じることができます。
また、森には「マリアの家9つの橋」が散策路として整備されています。親しみながら聖書を身近に感じることができます。
信者による追体験の場としての十字架の道行。ふと足元に目をやると季節の花が咲いています。
各留には精緻なレリーフと関連する文章が施されています。語りかける各留を、信者でない方でも味わうことができます。
- 1号 エバ橋
- 創世記 3.20 "アダムは女をエバ(命)と名付けた。彼女がすべて命あるものの母となったからです。"
- 2号 サラ橋
- 創世記 17.15-16 "神はアブラハムに言われた。「あなたの妻サライは、名前をサライではなく、サラと呼びなさい。わたしは彼女を祝福し、諸国民の母とする。諸民族の王となる者たちが彼女から出る。」"(サラはイサクの母です)
- 3号 ラケル橋
- 創世記 30.22-24 "神はラケルも御心に留め、彼女の願いを聞き入れその胎を開かれたので、ラケルは身ごもって男の子を産んだ。その時ラケルは、「神がわたしの恥をすすいで下さった」と言った。彼女は、「主がわたしにもう一人男の子を加えて下さいますように(ヨセフ)」と願っていたので、その子をヨセフと名付けた。"
- 4号 デボラ橋
- 士師記 4.4-5 "ラピドトの妻、女預言者デボラが、士師としてイスラエルを裁くようになったのはそのころである。彼女は、エフライム山地のラマとベテルの間にあるデボラのなつめやしの木の下に座を定め、イスラエルの人々はその彼女に裁きを求めて上ることにしていた。"
- 5号 ルツ橋
- ルツ記 4.13, 16-17 "ボアズはこうしてルツをめとったので、ルツはボアズの妻となり、ボアズは彼女のところに入った。主が身ごもらせたので、ルツは男の子を産んだ。ナオミはその乳飲み子をふところに抱き上げ、養い育てた。近所の婦人たちは、ナオミに子供が生まれたと言って、その子に名前を付け、その子をオベドと名付けた。オベドはエッサイの父、エッサイはダビデの父である。"
- 6号 ハンナ橋
- サムエル記上 1.2, 11, 20 "エルカナには二人の妻があった。一人はハンナ、もう一人はペニナで、ハンナには子供がなかった。ハンナはシロの神殿で主に祈り、誓いを立てて言った。「万軍の主よ、はしための苦しみを御覧下さい。はしために御心を留め、忘れることなく、男の子をお授け下さいますなら、その子を主にささげし、その子の頭には決してかみそりを当てません。」ハンナは身ごもり、月が満ちて男の子を産んだ。主に願って得た子供なので、その名をサムエル(その名は神)と名付けた。"
- 7号 バト・シェバ橋
- サムエル記下 12.24-25 "ダビデは妻バト・シェバを慰め、彼女のところに行って床を共にした。バト・シェバは男の子を産み、ダビデはその子をソロモンと名付けた。主はその子を愛され、預言者ナタンを通してそのことを示されたので、主のゆえにその子をエディドヤ(主に愛された者)とも名付けた。"
- 8号 エリザベト橋
- ルカ 1.13 "天使は言った「恐れることはない。ザカリア、あなたの願いは聞き入れられた。あなたの妻エリザベトは男の子を産む。その子をヨハネと名付けなさい。」"(エリザベトは洗礼者ヨハネの母です)
- 9号 マリア橋
- ルカ 1.30-31 "天使は言った「マリア、恐れることはない。あなたは神から恵みをいただいた。あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエズスと名付けなさい。」"
*学校法人東京純心女子学園御高配
*Fr. Antoine de MONJOUR により命名
マリアの家 四季
語りかける季節の草花と、吹き渡る高原の風。